![]() インターネットプロトコルネットワークにおける緊急サービス番号の警告のための方法および装置
专利摘要:
インターネットプロトコル(IP)ベースのデバイスの所与の地理的位置に存在する緊急状態を識別するとともに、続いて緊急サービス通知(ESN)電話番号の適切な警告を出す方法および装置を提供する。前記方法および装置は、IP電話デバイスからのIPパケットフローを監視し、ESNダイヤルシーケンスに対応するパケットフロー内のデータグラムを感知するように働く。ESNダイヤルシーケンスを感知すると、通常のコールパケットフローが中断される一方で、通常のIPベースのコールが行われたかのようにIPベースのコール設定情報が返信される。次いで、ESNコールサーバが、ESNダイヤルシーケンスの警告を受け、IP電話デバイスが位置する公的アドレスに対応する位置情報とともに、IPパケットフローをIP電話デバイスに対して適切な緊急通報受信センター(PSAP)に転送するように機能する。 公开号:JP2011514751A 申请号:JP2010547012 申请日:2009-02-19 公开日:2011-05-06 发明作者:イーモン・ジョン・オールダム;ローレンス・マクスウェル・ヒックス 申请人:イーモン・ジョン・オールダム;ローレンス・マクスウェル・ヒックス; IPC主号:H04M3-00
专利说明:
[0001] 本発明は一般に、インターネットプロトコル(IP)ベースの電話技術およびメッセージ通信に関連する電子通信に関する。より具体的には、本発明は、VoIP(Voice over IP:ボイスオーバーインターネットプロトコル)デバイスの所与の地理的位置に存在する緊急状態の識別およびその後の緊急サービス通知(ESN)電話番号の適切な警告に関する。] 背景技術 [0002] 世界的に、緊急サービスは長年にわたり広範囲にわたる標準化の対象となっている。特に電話加入者は、緊急サービス通知(ESN)システムの構築を通じてかかる標準化から恩恵を受けている。北米では、一般的なESNシステムはダイヤルシーケンス911で標準化されている。依然として他の管轄区域は様々な代替的シーケンスを選択しているが、各ESNシステムの目的は、緊急状態が発生したときに迅速かつ確実に支援を求めることである。そのため電話ユーザは、ESNシステムが対象とする地理的エリア内からESN電話番号をダイヤルすることによって、あらゆる種類の緊急支援を求めることができる。このサービスを利用可能にするため、エリア内の公衆交換電話網(PSTN)のサプライヤは、こうしたコールすべてを適切なコール応答センターに転送しなければならない。かかるコール応答センターは、警察の派遣センターなどの地方当局であることが多い。] [0003] 当初のESNシステムは、単にESNダイヤルシーケンス(例えば911)を探知して緊急電話コールを特別な応答ポイントに転送するだけだった。加入者情報や優先順位の高いコールの処理は、こうした昔のESNシステムに含まれていなかった。しかし、多くのESNシステムオペレータは、発信者に求められる最も重要な情報が発信者の位置であることをすぐに理解した。こうしたESNシステムでは、緊急状態の性質によりかかる情報を応答ポイントに渡すことができなかった場合、支援者を素早く派遣することができなかった。] [0004] それ以来、多くの管轄区域が、緊急通報受信センター(PSAP)と通常呼ばれているコール応答センターに直接的に発信者のディレクトリ番号(DN)を伝える技術を含む、強化されたシステムを設置している。自動番号識別/発信地自動識別(ANI/ALI)として知られているメカニズムを介して、支援を要求している発信者の地理的位置を識別する位置データベースにDN情報を相互照会する。ANI/ALIは、特定の電話DNをポートや接続などの物理資源に結びつけるメカニズムである。次いで物理資源を、地理的位置データまたは公的アドレス(civic adress)に相互照会する。よって、ANI/ALIメカニズムを使用し、公的アドレスを担当機関に相互照会することによって、どのPSAPが管轄権を有しているかを判断し、それによりPSAPはDN情報を使用して発信者の位置に緊急サービス要員を派遣する。] [0005] 位置データベースの正確性は、あり得るそれぞれの発信電話番号ごとに固有のアドレスを提供する、一貫した厳格に適用された公的アドレス指定システム(CAS)に左右される。現実には、CASは不正確なことが多い。これはとりわけ、PSTNに位置情報を伝える現実的方法がない構内交換機(PBX)電話システムが原因でESNシステムに効果的に参加できないユーザがいる状況にあてはまる。例えば、商業、産業、教育または政府関係の組織は、広い地理的エリア内の様々な建物に多くの電話デバイスを備えている可能性があるが、これらのいずれかからの「911コール」は、たった1つの位置のみ識別することがある。] [0006] さらに、既存のANI/ALIメカニズムは通常、物理資源と各DN入力との1対1の対応に依存する。PBX電話システムに関して上で示唆したように、電話中継回線に複数の電話機をまとめる集信装置として機能するPBXのような電話システム要素などの1つの資源に複数のDN入力が関連する場合、かかるESNシステムの基本的緊急機能は働かない。インターネットプロトコル(IP)ベースの電話技術の出現により、ESNシステム内のANI/ALI問題は一段と深刻になっている。IP電話技術は、ユーザがVoIP(Voice over IP)技術を介して効率的に通信資源を共有することを可能にするパケット交換アーキテクチャを使用している。PBXの場合のように、VoIPデバイスによる物理チャネルの共有は、物理資源とDN入力とが1対1で対応していないことを意味する。したがって、発信者がVoIPデバイスを使用して緊急サービスコールを行う状況でも、ESNシステムの機能不全が発生する。こうした場合、1つのDN入力がVoIP電話技術などの1つの資源に関連することがあるが、VoIP電話技術の性質上、緊急支援を必要とするユーザの地理的位置を正確に識別できないことが多い。] [0007] IP電話プロバイダは、ESNシステムに対する信頼性を装うために様々な一時しのぎの措置を講じている。ほとんどの場合、こうしたIP電話プロバイダは、顧客に対し、VoIPサービスを申し込んだときに顧客が提示するアドレスにESNシステムが基づいていると説明する責任放棄条項を読んでそれに同意するよう求めるだけである。この方法は以下に依存する。すなわち、(a)ユーザが報告するアドレスの正確性、(b)スタティックユーザ、および(c)ESNシステムのPSAPの協力である。多くの管轄区域では立法によりESNコールをかける自動ダイヤルメカニズムを禁止しているため、最後の項目は問題含みである。よって、IP電話プロバイダは、緊急コールを処理するためコールセンターを使用することが多い。] [0008] IP電話プロバイダのコールセンターの機能により、VoIPサービスでかけられる緊急コールがコールセンターへリダイレクトされ、コールセンターでは人間オペレータがコールの性質、および発信者が報告済みアドレスに位置するか否かを確認する。次いで、コールセンターの人間オペレータは、あらかじめ指定されたPSAPに緊急コールを転送する。しかし多くの場合、こうした緊急コールはIP電話プロバイダのコールセンターから転送され、管理、監視または一般目的の電話回線に送られ、そこでの応答者は訓練されたESN受信者ではない。当該回線に関連する緊急性が想定されていないため、応答までに緊急コールが何度も鳴ることや、応答が全くないこともある。応答後でさえ、PSAPの受信者に転送される前に、応答者に状況を説明しなければならない。] [0009] 他の知られた一時しのぎ的解決策は、各ユーザの位置において従来型の電話サービス回線を維持することを含む。デバイスを使用して、VoIPデバイスによるESNダイヤルシーケンスのダイヤルを感知する。次いでVoIPデバイスは、オフラインとなり、従来型の電話回路、例えば基本電話サービス(POTS)回線でESNダイヤルシーケンスをダイヤルする。次いでIPベースの音声がPOTS回線接続を介してPSAPに転送される。この解決法は、ESNシステムの位置能力を維持するためだけに従来型回路を必要とするため、さほど望ましくない。] [0010] 上述のとおり、VoIP電話技術の固有の性質が、緊急支援を必要とするユーザの地理的位置の正確な識別を妨げていることが多い。IP電話技術の大きな利点の1つは、モバイルユーザが世界のどこにいようと、ホームロケーション(本拠地)からの「ダイヤルトーン」を受信できることである。この移動性は、IP電話技術が与える高度なサービスと結びついたとき、ビジネスユーザと個人ユーザの双方に新技術を取り入れる強力な動機を与える。しかし、IP電話の機動性は、ESNシステムに関する懸念に対処するためにIP電話プロバイダが講じる一時しのぎ的措置を混乱させることが多い。ネットワークを通じてVoIPユーザの位置を追跡する努力がなされているものの、通常のネットワークオペレーションの妨害を狙った高度なスプーフィングや他の攻撃に対処するための様々なセキュリティ措置など、世界のIPネットワークの変わり易さによる固有の難しさがある。] [0011] 従来型の電話回路から高度なIPベースの技術への移行が続く中、上述の問題が解決されない限り、ESNシステムへの世間の信頼が低下するだろう。理想的な解決法があれば、既存のPSAPアーキテクチャの維持および向上が可能となるだろう。また、一般人が自宅で使用する主流の通信方法として、特にVoIPを含むIP電話が出現したことで、こうしたサービスが効果的なESNシステムサービス(例えば911サービス)を実施する必要性が浮き彫りになってきている。ESNサービスを実施するための効果的方法がなければ、所与の管轄区域内のESN通知に対し最終的な責任を負っている各国の通信当局は、IP電話技術の広範な実施を許可しないだろう。したがって、実際の緊急現場に緊急対応者をより効果的に案内するため、VoIP技術との関係で既存の緊急対応ツールを補完する必要がある。] 発明が解決しようとする課題 [0012] 本発明の目的は、該当する緊急サービス通知(ESN)電話番号の探知により特定された自宅、商業活動、施設または産業活動において存在する緊急状態の通知に対する従前の解決法の問題点を少なくとも1つ防止または軽減することである。また、本発明の目的は、VoIPデバイスの所与の地理的位置に存在する緊急状態を識別し、続いて適切なESN警告を出すことである。本発明は、IPモデムまたは相互接続デバイスの設置と同時に設置することを容易にするものである。] 課題を解決するための手段 [0013] 第1実施形態では、IPネットワーク内で緊急警告を出す方法であって、1つまたは複数のIP電話デバイスからのIPパケットフローを監視するステップと、ESNダイヤルシーケンスに対応するIPパケットフロー内のデータグラムを感知するステップと、ESNダイヤルシーケンスを感知すると、IP電話デバイスからIP電話サービスプロバイダへの通常のパケットフローを中断するステップと、IPベースのコール設定情報をIP電話デバイスに返信するステップと、ESNダイヤルシーケンスが感知されたことをESNコールサーバに通知するステップと、IP電話デバイスが位置する公的アドレスに対応する位置情報とともに、IPパケットフローをIP電話デバイスに対して適切なPSAPに転送するステップとを具備する方法が提供される。] [0014] さらなる実施形態では、IPネットワーク内で緊急警告を出す装置であって、前記装置は、1つまたは複数のIP電話デバイスからのパケットフローを監視するとともに、ESNダイヤルシーケンスに対応するパケットフロー内のデータグラムを感知するESN対応デバイスを具備し、ESNダイヤルシーケンスが感知された場合、IP電話デバイスからIP電話サービスプロバイダへの通常のコールフローを中断するとともに、通常のコール設定情報をIP電話デバイスに返信し、前記装置は、ESN対応デバイスから離れて位置するESNコールサーバを具備し、ESNダイヤルシーケンスが感知されたという通知をESN対応デバイスから受信し、IP電話デバイスが位置する公的アドレスに対応する位置情報とともに、IPパケットフローをIP電話デバイスにとって適切な緊急通報受信センター(PSAP)に通信チャネルを介して転送する装置が提供される。] [0015] 本発明の他の態様および特徴は、添付の図面とともに本発明の特定の実施形態に関する以下の説明を読むことで、当業者には明らかとなろう。] [0016] 次いで、単なる一例として本発明の実施形態を添付の図面を参照しながら説明する。] 図面の簡単な説明 [0017] 本発明の実施形態による一般化されたネットワーク概略図である。 本発明の別の実施形態による一般化されたネットワーク概略図である。 本発明の方法により生じる一般的手順を定めたフローチャートである。 本発明の方法による第1実施態様を示すブロック図である。 本発明の方法による第2実施態様を示すブロック図である。] 実施例 [0018] 本発明は、IPベースのデバイスの所与の地理的位置に存在する緊急状態を識別し、その後にESNシステムの適切な警告を出すための方法および装置を提供する。本発明は、VoIP電話技術形態の特定のIP技術に関して論じるが、いかなるパケットベースの技術であっても、特許請求の意図する範囲から外れることなく本発明から恩恵を受けられることを理解すべきである。] [0019] 一般に、IPネットワークにおいてESN警告を出すための本方法および装置は、いくつかの異なる方法で実現することができる。本発明は、ユーザ位置にあるIP電話デバイス(例えばVoIP電話)が、実際にはPSAPポイントと通信しているときにIPサービスプロバイダと通信しているかのように「スプーフ」されるように構成することができる。あるいは、本発明は、IPサービスプロバイダ自身が、実際には通信は転送されてPSAPポイントと通信しているときに通常のIP電話コールを介して通信しているかのようにスプーフされるように構成することができる。後者の構成には、IPサービスプロバイダが使用する認証フォーマットの認識をIP電話デバイスに要求しないという追加的利点がある。代わりに、IPサービスプロバイダはESNコールを、別の番号に転送されている通常のコールであるかのように受け止める。さらに、これら2つのスプーフィング構成は、ユーザの近くでIP電話デバイス通信回線への付属物として、あるいは、IPネットワーク端で(例えば、デジタル加入者回線(DSL)、T1デジタル信号回線またはドクシス(DOCSIS)レベルのようなインターネット接続レベルで)モデムもしくは同様のインターネット接続デバイスの一部として機能するように提供することができる。] [0020] 図1を参照すると、本発明の実施形態による一般化されたネットワーク概略図100が示されている。IP電話デバイス10を利用するエンドユーザ10aは、公衆インターネット12に接続される。本発明によると、ESN対応デバイス11がIP電話デバイス10と公衆インターネット12との間に挿入される。より具体的には、ESN対応デバイス11は、接続メカニズム101によってIP電話デバイス10に何らかの適切な方法で動作可能なように接続される。同様の実施形態が図1aで示されており、図1aでは、それぞれIP電話デバイス10、10’、10”を使用する複数のユーザ10a、10b、…10n(nは整数)が、それぞれの接続メカニズム101、101b、101nによってESN対応デバイス11に接続される。よって、1つのESN対応デバイス11は複数のユーザに接続することができる。図1と図1aの両方は同様に機能しており、そのため以下では同じ参照番号で説明する。接続メカニズム101は、典型的なカテゴリ5、5eまたは6のイーサネット(登録商標)ケーブルでRJ45端子の付いたもの(ただし、これらには限定されない)など、既知の種類のケーブルであってよい。かかるケーブルについて論じているが、本発明の意図する範囲から外れることなく、本発明によるESN対応デバイス11を、他の有線または無線方式でIP電話デバイス10に接続することができ、あるいは、IP電話デバイス10に組み込むことができることにさらに留意すべきである。] [0021] ESN対応デバイス11は、IPネットワークインタフェース102によって公衆インターネット12に動作可能なように接続される。インタフェース102の公衆インターネット12へのアクセスは、有線方式でも無線方式でもよい。また、インタフェース102は、任意の標準モデム、ケーブルモデム、無線モデム、または任意の介在するローカルエリアネットワークまたは高速アクセスメカニズム(ただし、これらには限定されない)などの1つまたは複数の要素を含むことができる。さらに、本発明によるESN対応デバイス11を、ケーブルモデム内への組み込み(ただし、これらには限定されない)など、インタフェース102内の任意のこうした要素に組み込むことができることに留意すべきである。] [0022] 前述のとおり、ESN対応デバイス11は、接続メカニズム101への統合物または付属物として構成することができ、あるいは、IPネットワーク端における(例えば、DSL、T1またはDOCSISレベルでの)インタフェース102内の現代のまたは同様のインターネット接続デバイスの一部として構成することができることを理解すべきである。ESN対応デバイス11が独立型デバイス(例えば「ドングル」)であるか、IP電話デバイス10内に組み込まれるか、インタフェース102内の要素内に組み込まれるかに関係なく、本発明によるESN対応デバイス11は、特定用途向け集積チップ(ASIC)実装(ただし、これには限定されない)など、何らかの様式の集積チップハードウェアでコンピュータソフトウェア内に実現される。] [0023] 図1でさらに示すように、IP電話サービスプロバイダ13は、ケーブル101、ESN対応デバイス11、IPネットワークインタフェース102、および公衆インターネット12、および既知の方法でIP電話サービスプロバイダ13を公衆インターネット12に接続するサービスプロバイダインタフェース103を介して、IP電話デバイス10に動作可能なように接続される。IP電話サービスプロバイダ13によるIP電話技術のオペレーションは、VoIPの分野では知られており、本発明の範囲外であるため本明細書では詳述しない。] [0024] 本発明によると、ESN対応デバイス11が最初に特定の物理的位置に設置されたとき、または新たな地理的位置に移動したときは、ESN対応デバイス11がESNコールサーバ14によって許可されるまで、ESN対応デバイス11は活動状態になることができない。ESNコールサーバ14は、ネットワークインタフェース102、公衆インターネット12、および既知の方法でESNコールサーバ14を公衆インターネット12に接続するESNコールサーバインタフェース104を介して、ESN対応デバイス11に動作可能なように接続される。ESNコールサーバ14は、以下で詳述するように通信チャネル105を介して、すべての緊急コールが選択的に転送されるPSAP15と選択的に通信する。ESNコールサーバ14とPSAP15とのこうした通信は、互いの距離が比較的近いか遠い場合に有線方式または無線方式で実現することができる。こうした通信の詳細は、本発明の意図する範囲から外れることなく様々なものがあってよく、ネットワーク分野の熟練者であれば容易に理解できると思われるため、本明細書では詳述しない。] [0025] 図1からさらに分かるように、PSAP15は通信回路105を介してESNコールサーバ14と動作可能なように接続され、通信回路105は複数の回路であってもよく、そのいずれかがIP電話プロバイダ13からESNコールサーバ14が受信する音声トラフィックを伝送することになり、その音声トラフィックは、インターネットインタフェース103、公衆インターネット12およびESNコールサーバIPインタフェース104を介して伝送される、IP電話デバイス10からのリダイレクトコールである。複数の通信回路105に加えて、PSAP15は、ユーザに関する公的アドレス情報を受信する目的で、専用または公衆のインターネット接続106を介してESNコールサーバ14に接続することができる。あるいは、こうした公的アドレス情報は、電話分野の熟練者には明らかな通信メカニズムを使用する複数の通信回線105を介して送信することができる。] [0026] ESN対応デバイス11の最初の設置中またはESN対応デバイス11が新たな地理的位置に移動したときのその後の「再設置」中に発生する上述の起動プロセスでは、ESN対応デバイス11の設置者がESNコールサーバ14に正しい公的アドレスを提供することが要求される。設置者がVoIPユーザ10aであることもあるが、ESN対応デバイスは通常、VoIPユーザ10aのためにVoIP機器を設置する適格な保守技術者によって設置される。こうした設置プロセスの完了後に、ESN対応デバイス11は活動状態になる。設置者が報告した公的アドレスにより適切なPSAPの指定がなされ、その結果、オペレーションの管轄区域でESNサービスに責任を負う機関によって特定のPSAPに各公的アドレスが割り当てられている。特定の公的アドレスに対する特定のPSAP機関の指定は、本発明の範囲外である。] [0027] 通常のVoIP処理では、IP電話デバイス10のユーザ10aが電話をかけたいと思ったとき、かかるユーザ10aはIP電話デバイス10内で提供される既知のメカニズム(例えば、押しボタン式ダイヤルパッド)を使用して適切な電話番号を入力する。入力された情報に基づきIP電話デバイス10は1つまたは複数のデータグラムパケットを作成し、このデータグラムパケットはケーブル101、ESN対応デバイス11、およびIPネットワークインタフェース102を介して公衆インターネット12に送信される。データグラムパケットは、IP電話サービスプロバイダ13に転送され、IP電話サービスプロバイダ13ではその情報を使用して発信者と受信者との間の未確認パケットの循環を始める。受信者がIP電話デバイス10のユーザ10aと同様の方法でIP電話サービスプロバイダ13に動作可能なように接続されることが容易に理解されよう。こうした発信者と受信者との間の未確認パケットの循環は、インターネットで音声および映像を配送するための標準化されたパケットフォーマットを定義する一般的なプロトコルであるリアルタイムトランスポートプロトコル(RTP)などの高速未確認音声パケット送信をサポートするプロトコルを使用して実現される。これはIPを使用してインターネット上の2方向の通話を確立する。] [0028] 本発明の1つの実施形態では、IP電話サービスプロバイダ13は通常、サービス提供にあたりユーザ10aを適格とするために様々な確認およびセキュリティのプロセスおよびメッセージを処理する。ESN対応デバイス11は、通常の資格およびメッセージ通信に介入しないように透過的にかかる確認のプロセスおよびメッセージをすべて渡すよう構成することができる。ESN対応デバイス11は、(例えば上記のASIC設計内の)ソフトウェアで具体化されたメカニズムを含み、それにより、ESNダイヤル列が認識され、適切に形成されたコールリダイレクションメッセージを公衆インターネット12および関連インタフェースを介してIP電話サービスプロバイダ13に送信することができる。こうしたリダイレクションメッセージがESNコールサーバ14によって制御される。] [0029] 別の実施形態では、一般的で普通に行われているように、IP電話サービスプロバイダ13は通常、高度なユーザ確認プロセスを実行して、IP電話サービスプロバイダ13によって提供されるVoIPサービスを利用する資格がユーザにあることを確認する。かかる確認プロセスはほとんどの場合、個々のIP電話サービスプロバイダ13独自のものである。ESN対応デバイス11は、確認プロセスおよびIP電話デバイス10とIP電話サービスプロバイダ13との間における関連するデータの交換を感知するための(例えば上記のASIC内の)ソフトウェアで具体化されたメカニズムを含む。ESN対応デバイス11はこのデータ交換内の情報を使用して緊急要求(すなわちESNコール)の処理を可能にする。] [0030] IP電話デバイス10のユーザ10aが北米で使用されている「911」などのESNダイヤルシーケンスを入力すると、ESN対応デバイス11は当該ダイヤルシーケンスに関係する特定のデータグラムを感知し、IP電話サービスプロバイダ13への通常のデータグラムのパケットフローを中断する。ESN対応デバイス11はコール設定情報のデータグラムパケットをIP電話デバイス10に返信し、その結果、当該機器は予想されるシーケンスをIP電話サービスプロバイダ13からのものであるかのように受け止める。同時に、ESN対応デバイス11はESNコールサーバ14に対し、ESNダイヤルシーケンスがESN対応デバイス11によって受信されたことを示す情報を送信する。ESNコールサーバ14はESN対応デバイス11に関連する固有のデジタルアドレスを認識する。次いでESNコールサーバ14はこのデジタルアドレス情報を、ESN対応デバイス11の最初の確認およびその後の確認で記憶されたESN対応デバイス11に関係する適切な記憶済みPSAPおよび公的アドレスと相互参照する。] [0031] ESNコールサーバ14がESNコールを確認すると、ESNコールサーバ14はデータグラムメッセージをESN対応デバイス11に送信し、リダイレクションメッセージをIP電話サービスプロバイダ13に送信するよう命令する。リダイレクションメッセージは、コールのリダイレクト先の電話DN番号を含む。IP電話サービスプロバイダ13は、ESNコールサーバ14に関連する指定のDN番号にアウトバウンドコールを行う。ESNコールサーバ14は、ESN対応デバイス11からデータグラムメッセージを介して着信を予想するよう事前通知を受けており、着信に応答し、その着信を確認し、次いでPSAP15に接続されている複数の通信回路105のうちの1つへその着信を接続する。装備された通信回路の種類により、ESNコールサーバ14が、PSAP15により期待される所定のフォーマットで通信回路105で公的アドレス情報を同時送信するか、公的アドレス情報は、通信分野の熟練者には明らかなデータ通信サービスによって配送される。] [0032] 通信チャネル105はESN位置情報および電話音声を、ESN電話音声を受信するPSAPの既定の方法に相当する方法で配送することを理解すべきである。北米では、通信チャネル105が機能するメカニズムは通常、統合サービスデジタルネットワーク(ISDN)電話サービスによる。あるいは本発明は、ESN電話音声および位置情報をPSAP15に正確なリアルタイム方式で配送するために、タイトランク、IP電話技術、マイクロ波中継装置またはその他の適切なメカニズムを利用することができる。だが一般的に言うと、PSAP15はESN位置情報および音声コールを、POTS電話機器からコールを受信するのと同じ所定の方法で受信する。したがって、本発明は、PSAP緊急オペレータ15aがVoIPユーザの公的アドレスをPOTS発信者と同様に受信できるようにする。また、さらに、VoIPユーザに関連する特別な手順や特別な訓練は必要ない。2方向の電話音声が通常の方法で流れ、PSAP緊急オペレータ15aは通常の方法でコールに対応する。] [0033] ESNコールが終了すると、ESN対応デバイス11は通常のオペレーションに戻り、IP電話データグラムパケットをIP電話サービスプロバイダ13に渡す。有利なことに、ESNコールを受けるために、またはIP電話サービスの通常のオペレーションを再設定するためにVoIPユーザに求められる特別な処理はない。] [0034] 本発明はまた診断能力を含み、それによりESNコールサーバ14のオペレータは、ESNコールサーバ14の位置からネットワーク接続を介して遠隔でESN対応デバイス11を維持しテストすることができる。ESNコールサーバ14は、ESNコールサーバ14とESN対応デバイス11との間のネットワーク接続の性能を測定する、定期的な時間ベースの診断テストを実施する。また、ESN対応デバイス11内の内部診断テストは、デバイスの保全性を継続的にテストする。検出された問題はすべてインターネット12を介してESNコールサーバ14に報告され、ESNコールサーバ14では当該問題が診断ファイルで捕捉され、技術者の机上に表示される。技術者はその後、たいていはESN対応デバイス11を常に活動させる前に問題を解決する是正措置を講じることができる。] [0035] 図2では、本発明の方法により生じる手順を定めた一般化されたフローチャートが示されている。特定のステップが示されているが、本発明の意図する範囲から外れることなく代替的なステップまたはステップ順序が発生してよいことが容易に理解されよう。] [0036] 最初に、IP電話デバイス10が当分野で知られた通常の方法でIPベースのコールを開始する。すなわち、ユーザ10aがキーシーケンスを入力して電話コールを開始する。かかるコールは、別の電話ユーザへの通常のVoIPコールであると判断されてIP電話サービスプロバイダ13によって通常の方法で転送されるか、あるいはESNコールであると判断される。かかる判断は、ESN対応デバイス11により、特定のESNダイヤルシーケンスがユーザ10aによって入力されたと判断することで行われる。コールがESNコールであると判断されると、IP電話デバイス10からIP電話サービスプロバイダ13への通常のパケットフローがESN対応デバイス11によって中断される。その後、IPベースのコール設定情報が本発明によってスプーフされ、その結果(図2aにあるように)IP電話デバイス10または複数のIP電話デバイス10、10’、...10”からESNコールサーバ14への接続が設定されるか、またはその結果(図2bにあるように)IP電話サービスプロバイダ13からESNコールサーバ14への接続が設定される。] [0037] より具体的には、ESN対応デバイス11はデータグラムメッセージをESNコールサーバ14に送信し、現在のESNコールが当該デバイスに関連する特定の公的アドレスからESNコールサーバ14にリダイレクトされることをESNコールサーバ14に警告する。データグラムメッセージは、公的アドレスのほか対応するPSAPを含む。あるいは、公的アドレスおよび対応するPSAP情報を、ESNコールサーバ14に関連するデータベース(図示せず)で維持することができ、この場合、ESN対応デバイス11に関連する特定のIPアドレスが、情報を取り出すための指標として機能する。このデータグラムメッセージは、ESNコールサーバ14によって確認され、「前進(go-ahead)」データグラムメッセージがESN対応デバイス11に返信される。「前進」メッセージは、現在のESNコールを行う相手であるとESNコールサーバ14が予想する特定のDN番号を含む。] [0038] 「前進」データグラムメッセージがESN対応デバイス11によって受信されると、ESN対応デバイス11は、IP電話サービスプロバイダ13宛のデータグラムメッセージを作成し、IP電話サービスプロバイダ13に対し、IPユーザのIP電話デバイス10から受信したすべてのデータグラムパケットを、上記のとおりESNコールサーバ14から返信されたデータグラムメッセージによって提供されたDN番号に転送するよう伝える。IP電話サービスプロバイダ13がデータグラムメッセージを受信すると、IP電話サービスプロバイダ13はメッセージによって指定されたDN番号へのコールを生成する。コールは通常の作動中のIPネットワークを介して行われる。コールは、予想されるDNでのインバウンドコールとしてESNコールサーバ14によって探知される。さらに、かかる機能がIP電話サービスプロバイダ13によって提供される場合、着信は発信者のDNの確認を含むことができる。] [0039] ESNコールサーバ14は、複数のPSAP接続のうちどれが現在のコールにふさわしいかを判断し、特定のPSAPについて設定された方法を使用して発信者の公的アドレスを送信する。こうして、複数の通信方法を使用して複数のPSAP接続に対応することができる。公的アドレスがPSAP15に無事送信されると、ESNコールサーバ14は、VoIP音声を入力ポートから当該サーバを介してアウトバウンドPSAP通信回路105に流し始める。PSAPオペレータ15aは、IP接続されたユーザ10aからのESNコールに対し、その他のESNコールと同様に対応する。] [0040] ユーザ10aから緊急サービスオペレータ15aへのパケットフローの転送は、当然ながらESNコールの間続く。ESNコールの停止に伴い、IP電話サービスプロバイダ13への通常のパケットフローが、継ぎ目のない方法で、かつユーザ10aまたは緊急サービスオペレータ15aに気づかれない形で再開する。] [0041] ESN対応デバイス11がIPネットワークの端に存在することなど、本発明がいくつかの有利な特徴を含むことを理解すべきである。こうして、ESN対応デバイス11は、IPネットワークの様々な面を操作することによって公的アドレスを発見しようとするのではなく、公的アドレスに物理的に結びつく。したがって本発明は、対応する公的アドレスが物理資源に結びつく(すなわち銅線接続)従来型ESN方法に似ている。ESN対応デバイス11はまた、IP電話デバイス10に対する通常のVoIP接続の遠隔エンドポイントを独自に制御する一方、実際にはESNコールサーバ14と通信し、回復された音声信号を通信チャネル105を介してPSAP15にリダイレクトする。ESNコールトラフィックはESNコールサーバ14および適切なPSAP15にリダイレクトされるが、このメカニズムは、IP電話デバイス10の通常のオペレーションを維持する。さらに、本発明は既存のPSAPオペレーションと有利に連携し、それにより、IP電話デバイス10からのESNコールを処理するにあたり、PSAPネットワークの接続の変更もPSAPオペレータが使用するトレーニングおよび標準オペレーティング手順の変更も必要ない。] [0042] 上述の本発明の実施形態は、例示のみを意図している。本明細書に添付の特許請求の範囲によってのみ定める本発明の範囲から離れることなく、当業者は特定の実施形態の改変、修正および変更を行うことができる。] [0043] 10IP電話デバイス 10a ユーザ 11ESN対応デバイス 12公衆インターネット、公衆ネットワーク 13IP電話サービスプロバイダ 14 ESNコールサーバ 15 PSAP 15a PSAP緊急オペレータ 100一般化されたネットワーク概略図 101接続メカニズム、ケーブル 102IPネットワークインタフェース 103サービスプロバイダインタフェース、インターネットインタフェース 104 ESNコールサーバIPインタフェース 105通信チャネル、通信回路 106 専用または公衆のインターネット接続]
权利要求:
請求項1 インターネットプロトコル(IP)ネットワーク内で緊急警告を出す方法であって、前記方法は、1つまたは複数のIP電話デバイスからのIPパケットフローを監視するステップと、緊急サービス通知(ESN)ダイヤルシーケンスに対応する前記IPパケットフロー内のデータグラムを感知するステップと、前記ESNダイヤルシーケンスを感知すると、前記IP電話デバイスからIP電話サービスプロバイダへの通常のパケットフローを中断するステップと、IPベースのコール設定情報を前記IP電話デバイスに返信するステップと、前記ESNダイヤルシーケンスが感知されたことをESNコールサーバに通知するステップと、前記IP電話デバイスが位置する公的アドレスに対応する位置情報とともに、前記IPパケットフローを前記IP電話デバイスにとって適切な緊急通報受信センター(PSAP)に転送するステップとを具備することを特徴とする方法。 請求項2 前記IPベースのコール設定情報を返信するステップは、前記IP電話デバイスから前記ESNコールサーバへの接続を設定するステップをさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項3 前記IPベースのコール設定情報を返信する段階は、前記IP電話サービスプロバイダから前記ESNコールサーバへの接続を設定するステップをさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項4 前記パケットフローは、ボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)データグラムを具備することを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項5 前記感知するステップは、前記IP電話デバイスの近くのネットワーク端にあるESN対応デバイスによって実行されることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項6 前記転送するステップは、前記ESNコールサーバによって実行されることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項7 前記ESNコールサーバは、前記IP電話デバイスから離れたネットワーク端に存在することを特徴とする請求項6に記載の方法。 請求項8 前記IP電話デバイスが位置する前記公的アドレスに対応する前記位置情報は、前記ESNコールサーバ内に記憶されることを特徴とする請求項7に記載の方法。 請求項9 前記位置情報は、前記ESNコールサーバ内に記憶される前に事前に特定されることを特徴とする請求項8に記載の方法。 請求項10 前記感知するステップは、前記IP電話デバイスの近くのネットワーク端にあるESN対応デバイスによって実行され、前記位置情報は、前記IP電話デバイスのユーザによって事前に特定されるとともに、前記ユーザによって前記ESN対応デバイスを介して記憶されることを特徴とする請求項8に記載の方法。 請求項11 前記IP電話デバイスが位置する前記公的アドレスに関連する前記IP電話デバイスに対して適切な前記PSAPは、前記IP電話デバイスのユーザによって事前に特定されるとともに、前記ユーザによって前記ESN対応デバイスを介して前記公的アドレスとともに記憶されることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項12 前記IPパケットフローを前記PSAPに転送するステップは、統合サービスデジタルネットワーク(ISDN)電話サービス回線を介して生じることを特徴とする請求項1に記載の方法。 請求項13 インターネットプロトコル(IP)ネットワーク内で緊急警告を出す装置であって、前記装置は、1つまたは複数のIP電話デバイスからのIPパケットフローを監視し、ESNダイヤルシーケンスに対応する前記パケットフロー内のデータグラムを感知する緊急サービス通知(ESN)対応デバイスを具備し、前記ESNダイヤルシーケンスが感知された場合、ESN対応デバイスは、前記IP電話デバイスからIP電話サービスプロバイダへの通常のコールフローを中断するとともに、通常のコール設定情報を前記IP電話デバイスに返信し、前記装置は、前記ESN対応デバイスから離れて位置するESNコールサーバを具備し、前記ESNコールサーバは、前記ESNダイヤルシーケンスが感知されたという通知を前記ESN対応デバイスから受信するとともに、前記IP電話デバイスが位置する公的アドレスに対応する位置情報とともに、前記IPパケットフローを前記IP電話デバイスに対して適切な緊急通報受信センター(PSAP)に通信チャネルを介して転送することを特徴とする装置。 請求項14 前記ESN対応デバイスは、前記IP電話デバイスから前記ESNコールサーバへの接続を設定することによって、前記通常のコール設定情報を前記IP電話デバイスに返信することを特徴とする請求項13に記載の装置。 請求項15 前記ESN対応デバイスは、前記IP電話サービスプロバイダから前記ESNコールサーバへの接続を設定することによって、前記通常のコール設定情報を前記IP電話デバイスに返信することを特徴とする請求項13に記載の装置。 請求項16 前記パケットフローは、ボイスオーバーインターネットプロトコル(VoIP)データグラムを具備することを特徴とする請求項13に記載の装置。 請求項17 前記ESN対応デバイスは、前記IP電話デバイスの近くのネットワーク端に存在することを特徴とする請求項13に記載の装置。 請求項18 前記ESNコールサーバは、前記IP電話デバイスが位置する前記公的アドレスに対応する前記位置情報を記憶することを特徴とする請求項13に記載の装置。 請求項19 前記位置情報は、前記IP電話デバイスのユーザによって事前に特定されるとともに、前記ユーザによって前記ESN対応デバイスを介して記憶されることを特徴とする請求項13に記載の装置。 請求項20 前記IP電話デバイスが位置する前記公的アドレスに関連する前記IP電話デバイスに対して適切な前記PSAPは、前記IP電話デバイスのユーザによって事前に特定されるとともに、前記ユーザによって前記ESN対応デバイスを介して前記公的アドレスとともに記憶されることを特徴とする請求項13に記載の装置。 請求項21 前記通信チャネルは、統合サービスデジタルネットワーク(ISDN)電話サービス回線であることを特徴とする請求項13に記載の装置。 請求項22 前記通信チャネルは、タイトランク、IP電話技術およびマイクロ波中継装置を含む一群の機構の中から選択された、正確かつリアルタイムにESN電話音声および位置情報を前記PSAPに配送するのに適切な機構であることを特徴とする請求項13に記載の装置。
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